第66回日本新生児成育医学会・学術集会

会長挨拶

第66回日本新生児成育医学会学術集会
会長 長谷川久弥
東京女子医科大学附属足立医療センター 新生児科

 この度、第66回日本新生児成育医学会・学術集会をお世話させていただく運びとなりましたことを大変光栄に存じております。本学術集会は、2022年11月24日(木曜日)~26日(土曜日)にパシフィコ横浜において開催いたします。COVID-19の影響から、前回の第65回日本新生児成育医学会・学術集会はWeb開催となりましたが、第66回日本新生児成育医学会・学術集会は横浜での現地開催を予定しております。本学術集会は2022年11月25日(金曜日)~26日(土曜日)に秋谷直子会長が担当する、「第31回日本新生児看護学会」との共同開催となっております。新生児看護学会とは、合同招請講演や合同シンポジウムなどを通して有機的な連携を持って運営に臨みたいと考えております。

 本学術集会のテーマは、「新生児医療―未来への贈り物―」です。日本の新生児医療は世界最高水準を維持している一方、NICUを卒業した児たちの長期的な予後が問題になってきております。一見、元気そうに見える児たちに潜在的異常が存在する可能性があることや、疾患を抱えたまま小児期を越え、成人に達する児たちのトランジッションの問題など、新生児医療にとどまらず、小児科、内科などとの連携も重要になってきています。こうした中、本学術集会において、新生児医療に関わるすべての人たちが、子どもたちの未来を少しでも良い方向に向くように、ともに語らい、議論していければと考えております。Web開催では難しかったハンズオンセミナーなどの復活も企画しております。是非、多くの皆様に御参加いただき、学術集会本来の医師、看護師、コメディカル、企業の皆様が一同に集い、ともに時間と場所を共有する場にしたいと考えております。

 横浜で皆様にお会いできることを楽しみにいたしております。皆様のご支援のほどよろしくお願いいたします。

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