第66回日本新生児成育医学会・学術集会

サテライトセミナーのご案内

第2回 LUNG CLUB

日時

2022年11月25日(金曜日)18:00~19:30(学会2日目)

会場

パシフィコ横浜 会議センター 第6会場 「416+417」

開催の目的

新生児呼吸器疾患に係わる諸問題および関連する新しい治療法、最新の技術に関する話題を通して今後のわが国における新生児医療の発展に貢献するとともに参加者の親睦と医道の向上を目的とする。
本講演では、厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「新生児慢性肺疾患の診断基準・病型分類の策定、疾患レジストリの構築、および診療ガイドラインの作成に関する研究」(研究代表者:難波文彦)の分担研究「新生児慢性肺疾患(CLD)の病型分類の改訂」(分担研究者:中西秀彦)で進められているCLD新病型分類(案)を提示し、専門家とのディスカッションを行う。

講演タイトル

「新生児慢性肺疾患(CLD)厚生労働省新病型分類-エキスパートコンセンサス会議-」

講師

北里大学医学部附属新世紀医療開発センター
先端医療領域開発部門 新生児集中治療学教授 中西秀彦 先生

参加費

1000円(ワイン・ソフトドリンク、定員50名)
事前申し込み要(お申し込みはこちら

セミナー実行委員長

難波文彦(埼玉医科大学総合医療センター小児科)

セミナー実行委員

中西秀彦(北里大学病院小児科)、郷勇人(福島県立医科大学病院小児科)、加藤晋(名古屋市立大学病院小児科)

共催

株式会社 東機貿

事務局

難波文彦(埼玉医科大学総合医療センター小児科)

問い合わせ先

nambaf@saitama-med.ac.jp

第48回ハイリスク児フォローアップ研究会

日時

2022年11月24日(木曜日)18:00~19:00 (学会初日)

会場

第66回日本新生児成育医学会・学術集会 第3会場
パシフィコ横浜 会議センター502

講演タイトル

未熟児網膜症診療の現状と課題

講師

近畿大学眼科教授 日下俊次先生

参加費

今回は無料です(会員外も参加可能)

(新専門医制度小児科領域講習1単位予定)

講師からの内容紹介

 未熟児網膜症(ROP)は小児失明原因の首位を占める重要な疾患である。一般にROPは自然寛解することが多く、最近では新生児医療の進歩により重症化するROPの割合が減少していると実感している。これまで重症例に対する治療法として網膜光凝固(PC)が用いられてきたが、2019年に抗VEGF治療であるranibizumabが承認され、現在では抗VEGF治療がゴールドスタンダードになりつつある。治療後に高度近視となる割合が高いPCに比し、抗VEGF治療後では近視となる症例の割合が低いことが知られている。また、PCでは周辺部網膜が凝固されるために視野狭窄が必発であるが、抗VEGF治療では視野狭窄は生じない(あるいは生じにくい)と考えられ、視機能上のメリットが大きいとされている。ただ、長期予後に関する知見はまだ不十分である。本講演ではROP診療の現状と治療後長期経過における課題について述べたい。

第38回 Dysmorphologyの夕べ

日時

11月24日(木曜日)18:00~20:00 第2会場(501)

テーマ

「新生児期における遺伝学的診断」
重症新生児・乳児は、活気不良、けいれん、多発奇形、原因不明のアシドーシス等の非特異的な症状を呈することが多いため、表現型のみでは臨床診断が難しく、従来の新生児・小児医療では、急性期の原因検索を目的とした検査の実施は困難でした。そのため、原因診断に基づいた特異的治療が開始されるまでに時間が経過しており、治療効果が期待しにくいことが課題でした。今回は、新生児期における遺伝子診断について、先進的に取り組んでいらっしゃる先生方にご講演いただき、その意義や成果、今後の課題等について、みなさんと共有し理解を深めたいと考えています。

参加費

無料

単位

臨床遺伝専門医制度3単位

主催

日本小児遺伝学会・Dysmorphologyの夕べ実行委員会

実行委員長

清水 健司(静岡県立こども病院遺伝染色体科)

当番世話人

德富 智明(岩手医科大学医学部臨床遺伝学科)
吉橋 博史(東京都立小児総合医療センター臨床遺伝科)

プログラム

座長:德富 智明(岩手医科大学医学部臨床遺伝学科)
   吉橋 博史(東京都立小児総合医療センター臨床遺伝科)

  1. NICUにおける精緻・迅速な遺伝学的診断のインパクト
    武内 俊樹(慶應義塾大学医学部小児科学教室)
  2. 遺伝学的診断につなげる重症型原発性免疫不全症の新生児マススクリーニング
    野崎 昌俊(大阪母子医療センター新生児科・感染症科)
  3. 新生児期に肝障害を来たし網羅的遺伝子解析にて診断された歌舞伎症候群の一例
    鳥谷由貴子(岩手医科大学医学部小児科学講座)
  4. Priority-i(Precise and rapid genetic diagnosis and treatability for infants)への登録と今後の展望
    鈴木 寿人(慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター)

第19回新生児感染症管理予防研究会

日時

2022年11月25日(金曜日)18:00~19:00

会場

パシフィコ横浜 会議センター 第3会場 「502」会議室

テーマ

「NICUでのウイルス感染対策」

①アウトブレイクケースの実際と対応

  1. ロタウイルス
    石井記念愛染園附属愛染橋病院小児科 井石 倫弘
  2. RSウイルス
    富山大学附属病院周産母子センター 田村 賢太郎

②講演
NICU/GCUでのウイルス感染対策の実際 ~ウイルス感染対策はどこまで必要か~
東京都立小児総合医療センター 感染症科 芝田 明和

コメント

NICUに入院している新生児は、新型コロナウイルスはもちろんのこと、多くのウイルス感染症の危機にさらされています。本セミナーにご参加いただき、NICUでのウイルス感染対策について議論しましょう。

参加費

500円(定員200名、軽食ありません)
事前申し込み不要

代表世話人

大城 誠(日赤名古第一病院小児科)

企画担当世話人

岡崎 薫(東京都立小児総合医療センター新生児科)

事務局

木下大介(京都第一赤十字病院新生児科)

問い合わせ先

daisukekinoshita04@gmail.com

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